こんにちは〜!こんばんは〜!まるっピです!
先日、仕事中に「ミャーミャー」と小さな鳴き声が。
宅急便センターの構内は大きな金属のボックスが並び、トラックがひっきりなしに出入りします。
そんな危険な場所の、駐車場のすみっこで…小さな子猫が鳴いていました。
「このままじゃ、トラックに轢かれちゃう!」
そう思って、思わず子猫を抱き上げ、事務所へ。
ところが、子猫はおとなしくなんてしてくれません。
「ミャーミャー」と鳴きながら事務所を探検。
来店されたお客様も「えっ、猫!?」と目を丸くして大騒ぎ。
もう仕事どころじゃありません!
そこで助っ人登場。
元・宅急便センターの事務職で、猫をたくさん飼っている“ボス”に緊急電話をしました。
「ボス!今すぐ来てください!」
久しぶりの電話なのに呼びつけるという無礼を働いた私。笑
それでもボスは「よっしゃー!待っててや!」と、すぐに駆けつけてくれました。
到着するなり、ボスは子猫をヒョイッと抱えて一言。
「ほな、仕事終わったらうちおいで〜!」
か、かっこいい…!✨
おかげで無事に仕事再開。
可愛い子猫のおかげで私の脳内はふわふわ猫モード。
そこからなんとかクレーム電話対応モードへと強制スイッチオンし仕事再開。笑
退勤後、ボスの家へ伺うと、なんと猫が17匹!
川沿いの大きな日本家屋に住むボスは、猫界で有名人のようで、野良猫が自然と集まってくるのだとか。
助け続けていたら、気づけば17匹になっていたそうです。
ボスには隔離用のお部屋があり、拾った子猫をしばらく保護してくれることに。
「野良猫は、猫エイズや猫風邪、白血病を持っている可能性がある。
先住猫とは一緒にしちゃダメだよ」とボス。
なるほど…全然知らなかった!
もし私がそのまま連れて帰っていたら、ゴマチョコ兄弟にうつしていたかもしれません。
ボスに頼って本当によかった…。
そしてボスは、動物病院にも連れて行ってくれることに。
結果は――
「猫エイズも白血病も陰性!健康です!」
よかった〜〜〜!!
でも診察料は26,000円。
「半額でいいよ」と言ってくれたボスでしたが、
連れて行ってくれた時間と労力を考えたら、全額お支払いすることにしました。
……とはいえ、痛い出費。
命を守るにはお金がかかる。
改めて、実感しました。
26,000円=私の5日分のパート代。
ちょっぴり未練たらしいけど…。笑 それでも助けられてよかった。
今は飼い主探しの真っ最中!
我が家のゴマチョコ兄弟とは相性が心配だし、3頭はちょっと難しい…。
センターのみんなにも声をかけています。
どうかこの子に、優しい飼い主さんが見つかりますように。




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