こんにちは〜!こんばんは〜!まるっピです!
先日、仕事の都合で期日前投票に行ってきました。
投票所に到着すると、そこには予想以上の長蛇の列。
みんな一様に疲れた顔。
スーツ姿の人やOLさん、仕事帰りらしき人たちが無言で並んでいました。
生きるエネルギーが、まるで感じられない。
私も同じく、くたくたで目は半分しか開いてないし、足はずっと立ちっぱなしで感覚なし。
足が勝手に座るところを探して、ふらふらと彷徨うように列についていました。
これまで選挙なんて、うるさいだけだと思ってた
恥ずかしながら、私はこれまで政治にまったく興味がありませんでした。
選挙カーが通ると「うるさいな〜」と思っていたし、選挙があると、街がなんだかソワソワして落ち着かない。
「どうせ誰を選んでも同じでしょ?」
「私の一票で何が変わるの?」
…と、どこか冷めた目で見ていたんです。
「私の一票で国が変われば苦労しないよ」なんて、ひねくれたことを考えていました。
ふとした気づき。私って「無課金クレーマー」
でも、あるときふと思ったんです。
選ぶことを放棄しておいて、政治や世の中に文句だけ言ってる私って、
まるで無課金クレーマーじゃないか。
選挙という「政治参加の機会」をスルーしておいて、
「税金の使い方が悪い」とか「制度が不公平だ」とか言ってるなんて、
それって、ちょっとズルいよな…って。
急に、自分がすごく恥ずかしくなりました。
若い人が多かった投票所。変わり始めてるのかも
並びながら、周りを見渡してみたら…意外と若い人が多かったんです。
スーツ姿の会社員、子連れのママさん、ひとりで来てる人、友達ときている人、カップル。
みんな疲れ切った顔でスマホを眺めながら並んでいたけど、
その背中からは「少しでも良くなってほしい」っていう願いがにじんでいる気がして、
なんだか胸が熱くなりました。
私も、小さな一歩を踏み出した
たった一票かもしれないけれど、
「何もしないより、ちょっとマシ」な気がして。
国がすぐに変わるわけじゃないし、今日の疲れが吹き飛ぶわけでもないけど、
自分の意思を表す手段がここにあったんだなって、やっと気づきました。
おわりに
足が棒になるほど並んだけど、
投票後はとても清々し気持ちに。
なんだか、自分の人生に対しても、少しだけ前向きになれた気がします。
私たちの未来、そして子どもたちの未来が、
今より少しでもあたたかくなりますように。
「選ばないこと」を当たり前にせず、これからも小さな一歩を重ねていきたいと思います。


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