【私の産後クライシス】本気で離婚を考えた私が、夫とやり直せた理由

日常だって特別よ

こんにちは〜!こんばんは〜!まるっピです!

パッパラパ〜主婦の私にも、これまでの人生で一度「本気で離婚したい」と思った時期がありました。

世に言う「産後クライシス」ってやつです。

「産後クライシス」という言葉、ご存知ですか?
出産後、ホルモンバランスや環境の変化から夫婦仲が悪化して、「もうこの先どうしていいかわからない…」「もうこの人とはやっていけない…」と悩んでしまう現象のことです。

今はなんとか仲良くやっていますが、あの頃の私はホルモンのジェットコースターに乗りながら、毎日が戦場でした…。

出産してから、夫婦仲は地獄モードへ突入

長男坊が生まれてからは幸せいっぱい!のはずが、現実は真逆でした。

長男坊が生まれた時はあんなに二人で喜んでいたのに…
▶︎長男坊が生まれた日〜ドタバタ出産記録』はこちら 合わせて読んでみてください。

寝不足、授乳、長男坊の泣き声、孤独…「私、何してるんだろう」って涙が止まらない日々。

みんなはできているのに、私にはできない…いい母親になれない…そんなふうに自分を責めていました。

そして、長男坊が生まれても相変わらず仕事ばかりな夫に、イライラが止まらない。

こっちは命がけで長男坊を育てているのに、夫は会社に行って帰ってきて、テレビの前でゴロゴロ。

「ちょっと!オムツのひとつ変えてよ!」「こっちは一日中抱っこしてるんだから、あなたが抱っこしてよ!」

顔を合わせれば、文句を言い。言えば言うほどケンカになって、気づけば無言の冷戦モード。

もはや同じ家にいても「他人感」しかなくて、”離婚”という言葉が頭をよぎるようになっていました。

ある夜、疲れ切った私たちは静かに話し始めた

毎日どん底なある日、またケンカ…になるはずだったのに、お互い無言。
「あ…もお、いよいよ終わりだな…」と思ったのを覚えています。

そんな沈黙を破ったのは夫のほうでした。
「…なんか、毎日しんどいな。」

「うん。しんどいね。」と私。

「長男坊が生まれてから、プレッシャーがすごいねん。…家族が増えたから、もっと稼がんとって。この生活を守るために頑張らんとって…」

「へ?」…聞けば、夫は夫でプレッシャーを感じて、仕事を頑張りすぎて毎日へとへとだったそうです。

私は「なんで分かってくれないの?」「私ばっかり…」っていつも一人でイライラしていたけど、夫も一人で「分かってもらえない」と思っていたんだ。

夫も感じていた「親になった」プレッシャー

それまで私は「私ばっかり大変!」「子育てしているのは私だけ!」って思い込んでいました。でも話を聞くうちに夫もまた”親になった責任”をずっしりと感じていたことがわかりました。

「守るものが増えた」「家族を食べさせなきゃいけない」って、プレッシャーを感じて毎日働いていたなんて、この時まで想像もしていませんでした。

私は私のことでいっぱいいっぱい。夫も、必死だったんですね。

そのことに気づいた瞬間、胸がギュッと締めつけられ、なんとも言えない気持ちになって、自然と涙がポロリ。

「なんだ。ふたりとも家族のために頑張ってたんだ…。」

気づけば泣きながら抱き合っていた

止まらない涙を流しながら、「私も限界だった」「ごめん。ありがとう。もっと話し合おう」って語り合い。

そしてなぜか、あんなに憎たらしかった夫と、最後はぎゅっと抱きしめ合っていました。笑

もう、今となっては笑ってしまうくらい感情がぐちゃぐちゃでしたね。

でも、1人じゃなかったんだって実感できた夜。私たちの再スタートになった夜でした。

ケンカはしょっちゅう。でも仲良くやっています

もちろん、その後も育児は大変だし、ケンカも相変わらず…。

でもあの夜の出来事があったから、私たちは”敵じゃなく味方”になれた気がしています。

「ありがとう」も、「ごめんね」も、気持ちの余裕がないとなかなか出てこないけど、それでもあの日から少しずつ、お互い歩み寄れるようになりました。

産後クライシスで悩んでいるあなたへ

もし今、あなたが同じように「なんで私ばっかり…」って泣いていたら、
「この人と本当にやっていけるのかな」って思っていたら…

産後クライシスは、ひとりでがんばってる証拠。ひとりで頑張るのは限界があります。

頑張りすぎないで!

出産で生活リズムも、体の作りも、何もかもが変化してしまったお母さんにとっては本当に辛い時期です。
自分の身体を癒すことに注力してくださいね。

そしてどうか旦那さんに、静かに話してみてください。助けを求めましょう。

ズボラでパッパラパーな私でも乗り越えられたんだから、大丈夫!

あなたの毎日に、そっとやさしい風が吹きますように。

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