宅急便センター繁忙期、増える荷物と増えるトラブルの話

仕事のはなし

こんにちは〜!こんばんは〜!まるっピです!

今日は、日々わたしたち現場スタッフを悩ませる「荷物のトラブル」についてお話ししたいと思います。

今はお歳暮シーズン。

繁忙期記事もぜひ読んでみて下さい→https://shopisann.com/yamato-hanbouki-2025/2834/

それに加えて今年は、Amazon・楽天・Yahooのブラックフライデーセールが重なり、過去イチの物量に!

荷物が増えると、当然トラブルも増えてしまいます。

今回は、ヤマトの現場でよく起こる

「損傷」「誤着」「テレコ」

という3つの代表的なトラブルについて、私が日々感じていることも含めてまとめてみました。


損傷(破損・汚損・つぶれ…)

お酒の荷物は本当に割れやすい!

瓶は横向きの力に弱いので、寝かせてしまうと破損しやすく、割れると周りの荷物まで汚れてしまいます。

割れて届いた時の流れはいつも同じです。

  • 発送元に連絡し、代品の手配
  • 受取人様へ「代品が届くまで少しお時間ください」のお詫び連絡
  • 周囲の荷物にも被害があれば、配達時に必ず中身確認のお願い

「申し訳ない…」という気持ちを抱えながら電話をするのは、いつも心がぎゅっとします。


誤着(仕分けミス・コードミス)

誤着は、その荷物を“今すぐ必要としている方”へ迷惑をかけてしまいます。

たとえば、

  • 宿泊先ホテルに送ったスーツケース
  • ゴルフ場に向かうキャディバッグ
  • スキー板・スノーボード
  • 空港あての荷物

これらは到着時間が命。

「特配(特別ルート)」を組んで、可能な限り最短で届けるよう全力で動きます。

誤着が判明した瞬間、「ヤバイ!」っと心拍数は一気に上がります。

そして、お客様へ電話を入れるあの瞬間が、いちばん胃が痛い…。

混乱、落胆、怒り。

そのすべてを受け止めながら、できる限りのフォローをします。


テレコ(行先コードシールの貼り違い)

発送時の伝票と行先シール貼りが逆になってしまうトラブル。

これは完全に“こちらのミス”なので、本当に発生させたくない事故です。

テレコが起こると、

  • Aさんの荷物がBさんへ
  • Bさんの荷物がAさんへ

…のように入れ替わってしまい、二重にお詫びが必要になります。

現物が手元にない中で、

「あれがこっちで…こっちはあっちで…」

と頭の中がぐるぐるパニック。

滅多に起きませんが、発生した時は本当に冷や汗が止まりません。


トラブルの裏で

どのトラブルも、お客様にご迷惑をかけてしまう以上、こちらの胸が痛みます。でも、

「どうすれば少しでも早く、確実に届けられるか」

それだけを考えて、現場のスタッフみんなで必死に動いています。

もし万が一、荷物がトラブルに遭ってしまった時は…

大丈夫!私たちが全力で解決に取り組みます。

今日も、明日も。

大切な荷物が、無事に届けられますように。

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