「ミャ〜」と寄ってきた黒猫との出会い、胸がギュッとなる夜のお話。

日常だって特別よ

こんにちは〜!こんばんは〜!まるっピです!

こないだ宅急便センターで野良の子猫を保護して、無事お友達のお家に引き取ってもらいました。

私は毎日、夜散歩をしています。ここ最近は気温がぐっと下がってきて、寒くなってきてるのですが、その分、夜空がとても澄んでいて綺麗。私にとって何よりの癒しの時間になっています。

ついでに資源ごみも出せるので、家もスッキリ、一石二鳥!とてもいい趣味だと思って毎日続けています。

黒猫との出会い

つい先日、いつものようにふんふん言いながら歩いていると、物陰から「ミャ〜」と小さな鳴き声が。

足を止めて探してみると、黒い影がすっと飛び出てきて、今度は「ミャ〜ミャ〜」と猛アピールしながら駆け寄ってきたんです。

「あらどおしたの?」と思わず声をかけると、さらに近づいてきて、ものすごく鳴くんです。

その必死な様子に胸がキューっと締め付けられました。

どうしようどうしよう、お腹すいてるのかな…
我が家には2匹の猫がいるし…
つれて帰ったら隔離しなきゃいけないし…
病院に行かないと…
お金がかかる…
と頭の中でぐるぐるフル回転。

その時、私と黒猫の間をバイクが通りすぎ、黒猫はさっと物陰に逃げ込んでしまいました。

胸の痛みを抱えたまま、私はまた歩き始めました。

しばらく歩いている間もずっとあの黒猫の顔が頭に浮かんで離れませんでした。

気付けば、走って戻っていました。

「もお、大変になってもいい!あの黒猫が暖かい部屋の中で美味しいご飯が食べられたらそれでいい!」と思って必死でした。

黒猫がささっと隠れてしまったあたりでしばらく捜索しました。

すると猫の面影はなく、代わりに物影からおばさんが出てきました。

とってもびっくりしたんですが、「この辺りに野良猫がいませんでしたか?」と声をかけました。

すると「あら?なんで知ってるの?あの猫ね、私の猫なの。何年も前に家を飛び出して、そこからつれて帰ったんだけど、外へ出ることを覚えてしまって…」

というのです。

「なんだ。飼い主さんがいたんだ!よかった〜」とほっと一安心。

安心して、肩の力が抜けると突然涙が溢れそうに…

本当に良かった。この短時間で、心配と安心と気分がジェットコースター。でもなんだかほっこりできた時間でした。

おばさんとしばらく話をしましたら、「何年も家でゆっくりしていたのに、ある日突然、家を飛び出してしまった。その時に必死に探して、見つけてつれて帰ったが、その日を機に出たり入ったりのくらしになってしまった。」とのことでした。

出会ってすぐは、とてもかわいそうな猫だと思っていたのですが、そこそこわがままな猫ちゃんだった様です。とにかくほっとしました。

これからどんどん寒くなる中、お腹を空かせてミャ〜ミャ〜泣いてるんだと思うと、ほんと胸が張り裂けそうでした。

私たちも、暖かくしてゆっくり休みましょうね。今日もお疲れ様でした。

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