感情を言葉にする力を育てたい——草間彌生展で気づいたこと

日常だって特別よ

こんにちは〜!こんばんは〜!まるっピです!

先日、草間彌生の版画展に行ってきました。仲のいい友人と一緒に行きましたが、基本はお互い自由に鑑賞しつつ、同じ作品の前でたまたま並び、「可愛い〜」とつぶやき合うような、そんなゆるく楽しい時間をすごしました。

「可愛い〜」しか出てこなかった私の感想

このブログではいつも展示会の記事を書いていますが、執筆するのは大抵、次の日か、時間が取れない時は数日経ってから。

そのとき自分が何を考えていたのかを思い出しながら、少しずつ言葉にしていきます。

表現はまだまだ未熟ですが、じっくり考えて書いている分、多少なりとも皆さまに伝わっているかな〜?と思っているのですが、どうでしょうか。もし伝わっていなかったら…申し訳ありません。

でも、リアルタイムで作品を目の前にしたとき、友人と感想を言い合う場面では、私の口たら出たのは…「可愛い〜」だけ。

後日、ブログにまとめようと作品を思い返してみたら、

「なんて色づかいなんだ!感動した!」
「この細かさ、信じられない!」
「モダンな雰囲気にうっとりする〜」

などなど、どんどん言葉が出てくるのです。

その場でもしっかり感じていたはずなのに、語彙として出てこなかった自分に、軽く絶望。
本当に恥ずかしく思いました。

自分のボキャブラリーの乏しさに、辞書でも持って歩きたい!なんて思ったほど(笑)


「むかつく」の裏にあるのは…悲しみや悔しさだった

仕事中でも同じようなことがよくあります。

嫌なことがあったとき、ただただ「むかつく…」とつぶやいてしまう。でもその裏には、ちゃんとした理由や感情があるはずなんですよね。

たとえば——

  • あんな言い方されたら、悲しい
  • 自分の至らなさに腹が立った
  • わかってたのに、できなかった。それが悔しい!

こうやって冷静に言葉にできれば、きっと気持ちが軽くなるのも早いはずなのに。


語彙力は大人になってからでも育つ

最近は読書の時間が減ったせいか、言葉を使いこなす力も落ちてきた気がします。

でも、言語能力は年齢を重ねても伸ばしていける力だと、昔どこかの本に書いてありました。

だったら、今からでも学び直し。

好きな作家さんの言葉に触れたり、ふと口から出た自分の言葉を、もう少し深掘りしてみたり——

そんなふうに言葉と向き合っていければ、語彙力はきっと鍛えられると思うのです。


自分の感情に振り回されるのではなく、言葉の力で少しずつ心を整えていきたい。

そして、自分の気持ちにもっとちゃんと寄り添える人間になりたいなと思っています。

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