40歳で知った、新米の美味しさ

日常だって特別よ

こんにちは〜!こんばんは〜!まるっピです!

みなさまは、新米の美味しさ、ちゃんと意識したことはありますか?

「何を今さら!」と思われた方、失礼しました。

でも私は、40歳になって初めて「新米って、こんなに違うの!?」と本気で感動しました。


ずっと当たり前だった「美味しいお米」

私はずっと、長野のおばあちゃんが作ってくれていたお米を食べてきました。

それが当たり前すぎて、新米かどうかなんて意識したこともありません。

ただ「美味しいなぁ」と思いながら、何も考えずに食べていた子ども時代。

でも、おばあちゃんも高齢になり、お米作りをやめてしまってから、
私はすっかり“お米難民”。

スーパーで買うお米は高いわりに、どこか味気ない気がして……。


農家さんから嬉しい提案

そんな時、知り合いの農家さんに相談すると、「うちから買ったら?」と声をかけていただき、
直接お米を分けてもらうことになりました。

30キロ16,500円。

一年分として「3俵」お願いしました。

ところでみなさん、3俵って何キロか知っていますか?

1俵=60キロ。
つまり3俵で180キロ。

30キロのお米が6袋分です。

そーいえば…浮世絵に出てくるお相撲さん、あの米俵を両脇に抱えてますよね。
……あれ、1つ60キロ!?

す、すごい!今さらですが、信じられません。


「新米」を知らなかった私

田植えして、毎日水の管理して、秋に収穫して、玄米にして、袋詰めして…その作業量を想像するだけで、頭が下がります。

「新米ができたら、いつでも取りにおいで」
そう言ってもらったのですが、

ちょうどその頃、両親や姉からもらったお米が家に残っていて、
「しばらくは大丈夫です」と返事をした私。

すると農家さんから、

「あんたアホやな!
新米の美味しい時期を逃すなんて!
新米をぜひ食べてほしかったのに!」

……この一言で、ハッとしました。


ギリギリ間に合った「新米の季節」

恥ずかしながら、

“新米の時期”を意識したことがなかった私。

慌てて「明日取りに行きます!まだ間に合いますか?」

と連絡すると、「はいはい〜取りにおいで!」と即答。

新米は、秋に収穫してから年末まで。

年を越えると、もう“新米”とは呼ばれないそうです。

本当に、ギリギリでした。


農家さんの暮らしに触れた日

30キロの新米に加えて、
大きな白菜2玉、葉っぱ付きの極太大根1本までお土産に。

農家さんの家では、バケツに水を張り、そこに白菜が1玉ずつ入っていて、
そんなバケツがずらりと並んでいました。

見たことのなかったその光景がなんだか面白くて、そして圧巻で。

私も知らないことがまだまだたくさんあるなと感じました。


炊き立ての香りに、ただただ感動

家に帰って、さっそく新米を炊きました。

我が家は圧力鍋なので、炊き上がりは早め。

ふたを開けた瞬間、

香りが、違う。
粒は一つひとつふっくらしていて、
噛むたびに甘い。
もちもちしていて、味が濃い。

完全に提携文みたいな感想になってしましましたが、本当に、そうなんです。

美味しいんです。


新米が教えてくれたこと

私は思いました。
人生、まだまだ捨てたもんじゃないなって。

知らないこと、感じたことのない感動が、まだこんなに残っているんだな、と。

新米の味から、お米の世界の奥深さと、
暮らしの豊かさを教えてもらった出来事でした。

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