【40歳になった私が思うこと】人生前半戦を振り返って気づいた「私らしさ」

日常だって特別よ

こんにちは〜!こんばんは〜!まるっピです。

ついに40歳になりました。

中身は学生時代とそんなに変わっていない気がするのに、見た目だけはしっかり40歳仕様(笑)。

人生100年時代なんて言われるけど、40歳ってやっぱりひとつの節目。今日は、自分なりにがんばって生きてきた前半戦を、そっと振り返ってみたいと思います。


空っぽのコップみたいだった私

私は子どもの頃から、極度に「嫌われるのが怖い」タイプでした。

自分を主張するより、人にどう思われるかが何よりも気になって、誰にでも合わせてしまう。

いわゆる「八方美人」という言葉では軽すぎるくらい、心の芯がなかった気がします。まるで中身の入っていないコップみたいでした。


社会人になれなかった社会人1年目

長い学生時代を終えて、いざ就職活動。

正直に、まっすぐに、本音でぶつかって…玉砕続き。

「嘘はつきたくない」っていう理想だけで挑んだ採用面接…、現実の壁に打ちのめされたのがこの頃。

結局、内定はもらえず社会人のスタートラインにも立てなくて、自尊心はズタボロ。

「時には嘘も方便なんだ」と、ようやく気づけたのは、かなり後になってからでした。


結婚・出産・そして「いい母」になれない苦しさ

結婚して子どもが生まれて、しあわせなはずなのに、私はどんどん自分を見失っていきました。

「子どものために」「家族のために」って一生懸命やっているのに、うまくいかない。

理想の母親像にしばられて、苦しかった。

ママ友との付き合いも広がっていく中で、いつも自分と誰かを比べて、落ち込んでばかり。

  • 家事がうまくできない
  • 料理が苦手
  • 部屋も片付かない
  • 子どもに優しくできない

できない自分ばかりが目について、ため息ばかりの毎日でした。


コロナがくれた「距離」と「気づき」

そんな私のターニングポイントが、コロナでした。

あの異例づくしの時代。人との距離を取ることが当たり前になったとき、私は「自分自身に目を向ける」ようになったんです。

それまで、流行のママファッションを無理に着ていた私。
話題についていこうと、見たくもないドラマを一生懸命見る私。
子どもの習い事のグループLINEで、頑張って返信のメッセージを打つ私…。

コロナのディスタンスを十分とる社会の中で、私は「本当は何が好き?」「何を着たい?」って問いかけてみたら、スッと自分らしさが見えてきました。

他人の目じゃなくて、自分や家族が心地いいと感じること。

それを大事にしたいと思えるようになりました。


スカートを脱いで、ズボンで生きる

今の私のスタイルは、中性的なファッション。

ゆるいズボンにシャツ、短い髪。化粧も日焼け止めと下地ぐらいで、ほとんどしなくなりました。

たまに「男の子?」なんて聞かれることもあるけど、それでいいんです。

昔は「女性らしくしなきゃ」と思い込んで、似合わないスカートを無理に履いていたけれど…

今は「私にはこれが似合うし、好き」と言えるようになった。

それだけでも、すごい成長だと思っています。


少しずつ、私のコップは満たされてきた

やりたいこと、着たい服、行きたい場所、食べたいもの、会いたい人。

一つ一つを大切にして、自分に「これがいい」と声をかけてあげられるようになって、空っぽだった私のコップが少しずつ満たされていきました。

小さな幸せに気づけるようになったのは、きっと40歳になったからこそ。


「逃げるが勝ち」の人間関係術

40歳になって、やっと人間関係のこともうまくやれるようになってきた気がします。

  • 嫌いな人は存在する
  • 合わない人とは距離をとっていい
  • 全員に好かれる必要なんてない

これは私にとって、とても大きな気づきでした。

自ら、距離をとること。別に、他者を傷つけることはしません。自分を守るためにそっと離れるということを大事にしています。

そんな生活の中にでも、傷つく言葉に出会ったときは、「気にしない」なんてできない私。

無理に忘れようとせず、とことん考えるようにしています。

反芻して、整理して、そして手放す。そんな処理の仕方も、ようやく身についた気がします。


40代、楽しめるじゃん!

昔は「老いること」が怖かったけれど、今はむしろ、若いときより楽しい。

自分の心に正直になれるようになって、毎日をイキイキと過ごせるようになったんです。

まだまだ未熟で、伸びしろもたくさんある。

これからの人生後半戦、どんな私に出会えるのか楽しみです。


最後に:今、しあわせって言える私がいる

前半戦は、迷いも葛藤もたくさんあったけど、当時の私がそれなりに一生懸命生きてきたからこそ今がある。

今の私は、小さなしあわせをたくさん見つけながら暮らしています。

40歳になった今、心から思うのは——

「私は私でいい」。それだけで、十分だと感じています。

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