こんにちは〜!こんばんは〜!まるっピです!
今回は、京都京セラ美術館で開催中の展覧会『草間彌生 版画の世界ー反復と増殖ー』に行ってきました。
京都京セラ美術館は推しのミュージアムで、毎月通っているんじゃないかな?ってくらい、惹かれる展示が多いんです。年パスが欲しい。笑

展覧会情報
松本市美術館所蔵【草間彌生】版画の世界ー反復と増殖ー
前期:2025.04.25(金)〜06.29(日)
後期:07.01(火)〜09.07(日)
会場:京都京セラ美術館
※前期・後期で全作品が入れ替わります!
草間彌生の「版画」に焦点をあてた貴重な展示
そんな草間彌生の版画作品に焦点を当てた、貴重な展覧会です。
草間彌生の代名詞である「無限のドット」や「カボチャ」の世界が、版画という手法で表現される。
「反復と増殖」のテーマを体感できる展覧会。
草間彌生の無限に広がるようなドットの世界が版画となって増殖しつづける。そんな無限の世界観を堪能してまいりました。
※全作品撮影禁止なので、ぜひ実際に足を運んでみてくださいね!
版画って奥深い!技法の違いも見どころ
展示では以下の技法が使われた作品が並び、それぞれの特性を活かした表現が楽しめました。
- シルクスクリーン:ポップで鮮やかな色使い。
- リトグラフ:柔らかい表現が特徴。
- エッチング:繊細な線と独特の凹凸感。
- 木版:力強さと木の風合い。
同じモチーフでも、技法と色使いが違うだけで、まったく別の作品のように感じられました。友人と「どれが好き?」と盛り上がったのも楽しかったです!
草間彌生と私、共通のルーツ
草間彌生は長野県松本市出身。
私の母の故郷も松本市で、私も子どもの頃は毎年長野を訪れていました。大自然に囲まれたおばあちゃんの家で走り回って遊んだ記憶が蘇ります。
私のルーツでもある、松本市。勝手に親近感を抱いてしまいました。
お気に入りは「ラメシリーズ」
会場では草間彌生の詩的な言葉と共に、多くの作品が展示されていました。
その中でも特に惹かれたのが、ラメを使ったシリーズです。
華やかだけど、ギラつかず、どこか落ち着いた輝き。
草間彌生が渡米時の飛行機窓から見た太平洋のゆらめきや、松本市の自然の記憶から着想を得たそうです。
私の中にもある”松本市のきらめき”がリンクした瞬間でした。
細胞?宇宙?唯一無二の世界観
草間彌生の作品を見ていて感じたのは、彼女の独特な「近視眼的」視点。
顕微鏡でのぞいた世界のような粒子や細胞が並ぶ独特の構成に、ただただ引き込まれました。
「描くときは、頭の中は真っ白で、描いていくうちに次のアイディアが生まれてくる」語られていましたが、作品を眺めているだけでそのプロセスが伝わってくるようでした。
色のチョイスも絶妙で、力強い色同士が喧嘩することなくまとまっている。そんな色の組み合わせもとても魅力的でした。
グッズは少し物足りない?
展示会といえばグッズコーナーの楽しみのひとつ。でも今回は、少し物足りなさを感じました。
ポストカードの種類が少なかったり、アイテムも高価で手が出せず…。残念でした。
でも、ブース奥にあった撮影スポットは楽しかったです!たくさん撮影できて、それをお土産に、帰りました。
まとめ:また会いに行きます
後期では全作品が入れ替えあるとのことなので、これは絶対にもう一度行かねば!
草間彌生の無限の世界、あなたもぜひ味わってみてください。


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