こんにちは〜!こんばんは〜!まるっピです!
やっとこYUMEJI展へ行ってまいりました〜!ぱちぱちぱち〜
生誕140年 YUMEJI展 〜大正浪漫とあたらしい世界〜
2025.01.18(土) 〜 2025.03.16(日)
大阪あべのハルカス美術館
閉幕まで、残り10日!ギリギリセーフでした!絶対行きたい展覧会でしたので行けてよかった〜!
竹久夢二は1884年岡山県で生まれます。
1905年に学生時代にコマ絵(挿絵)の懸賞に応募し、みごと金賞を受賞!これをきっかけに【夢二】と名乗り挿絵(グラフィックデザイン)を生業にする
ハガキや雑誌の挿絵などのデザイナーとして夢二のアーティスト人生がスタートします!
グラフィックデザイナーとして成功するも、夢二は画家になりたかった!
商業的な絵を描くより、市場に左右されない自分自身の個性や芸術性を表現したい!と独学で日本画家としての道を歩み出したんだとか。
そんな中、1907年に絵葉書屋を営む「岸 たまき」という女性と結婚。
このたまきさんとの出会いから、夢二の代表作である【夢二式美人】が爆誕します!
残念ながらたまきさんとはわずか2年ほどで離婚してしまうのですが、夢二のその後の人生は女性なくしては語れないほど、恋多き人生だったとか。
このことからも【夢二式美人】のどことなく寂しげで切なさを秘めた女性、儚げな表情で私たちを惹きつける魅力も納得できる気が…
抒情画【夢二式美人】
大正時代、わずか15年という短い期間に日本が大きく変わった時代。文明開花を経て発展し、人の生活が劇的に変わっていった時代。
自由に個性を楽しむ風潮が広がり音楽、絵画、デザインのようなアート文化が一気に花開きます。
アートな文化と共に、発展したのが少女文化と女性のファッションでした。
この頃に人気を集めたのが、抒情画!

抒情画とは、作者の感情を絵として描き表した作品のこと、とくに大正時代に描かれた美人画のことを言います。
儚げで伏目がち、色白で華奢…【夢二式美人】
そんな夢二の繊細な表現は当時の女性たちの共感を呼び大人気となりました!
当時、あまりにも人気だもんだから、夢二が描いた絵の髪型を真似する女性が続出するほどバズりにバズっていたようです!
YUMEJI展に入場してすぐ、可愛らしい美人がお出迎えしてくれました。
とにかくオシャレ!
和モダン!大正ロマン!の代表作が約180作品展示されていました。ちょうどいい作品数で落ち着いて見ることができました。
着物を着た美人画もたくさんありましたが、
私が一番心惹かれたのは、本や雑誌の表紙や封筒、着物の半襟などの商業デザインの数々です。
とにかくおしゃれ!
デザイン性に富み、挿絵はストーリー性もあって、情景が思い浮かぶようで見ていてとてもワクワクしました。
女性の表情と柔らかな筆使い
憂を帯びた瞳、ついつい助けてあげたくなるようなメッセージ性のある瞳で、私たち訴えかけてくる。

竹久夢二は、感受性が強くロマンチストで愛に生きた人!
美人たちのこの表情の裏で、夢二は何を描きたかったのかを想像しながら鑑賞するのも楽しいかと思います。
私自身、女ですが、夢二式美人の寂しそうな表情と白くて美しい首筋の虜になっております!笑
YUMEJI展では、晩年海外へ渡った時に描いたデッサンがたくさん展示されていたのですが、その作品を見ていると、
目で見て、頭で絵描いた情景を、柔らかく軽い筆使いで一瞬で表現していく…そんな夢二の姿が浮かぶようでした。
美人画もその柔らかな筆使いで女性のしなやかさが見事に表現されていてました。

アメリカ滞在中に描いたとされる『西海岸の裸婦』という作品も見ることができました。
陶器のような白い肌が何層も色を重ねて美しく表現されていて、吸い込まれるようでした。
横たわる布の柄がまたモダンで可愛い!夢二のこういうところに私は心惹かれました!
彼の作風はとても独特で、誰も真似できない。独自性。今後彼の作品にふとで出会う時があってもすぐに「竹久夢二だー!」とわかることでしょう。
グッズ

ど〜んっ!か、かわいい〜!もぉ〜なんと可愛いの〜
図録は、テンション上がって買いがちですが、展示会を見た後は満足していてなかなか見返すことがない…結構あるあるじゃないでしょうか?
今回の図録はレターブック付き!夢二デザインのレターブックがこれまた可愛い〜!こんなのでお手紙を書いたら喜ばれること間違いなし!

ものすごい数のポストカード!どれもこれもかわいいものばかりで、どれにしようか悩みに悩んで5枚に絞り込みました。皆さんならどれを選びますか?
まるっピは母と二人で行ったのですが、母が選んだポストカードも同じく5枚ほどでしたが、全く被りませんでした!それも面白い!
みんなの好きはそれぞれ違う。お互いのお気に入りを喋りながら帰る電車の中も楽しかったです。

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