建築は難しい。でも、ガウディは“体でわかる心地よさ”があった

没後100年ガウディー展レビュー記事のアイキャッチ画像 ミュージアム

こんにちは〜!こんばんは〜!まるがおです!

先日、ガウディ展へ行ってきました。

正直に言うと……

私は建築にまったく詳しくありません。

建築って、なんだか難しそうじゃないですか?

専門用語も多いし、芸術や数学の知識が必要そうで、「私に分かるかな?」と少し身構えていました。

でも、実際に行ってみると。

「難しいけど、発想が面白い」

触って・座って・作る!そんな体験型ミュージアムでした。

ガウディ建築は、人工物なのに自然だった

ガウディといえば、スペインのサグラダ・ファミリア。

テレビや写真で見たことはあったけれど、「派手な建物」「独特なデザイン」というイメージくらいしかありませんでした。

でも展示を見ていて感じたのは、

「自然に逆らっていない建築なんだな」

ということ。

柱は木の幹のように枝分かれし、建物全体が森のよう。

建築なのに、どこか“生きている”ように見えるんです。

人工的なのに不自然じゃない。

むしろ、自然の中にいる時みたいに落ち着く。

あの感覚は不思議でした。

ガウディー建築の柱のデザイン模型の写真


「いつも開かれていて、わたしたちが丁寧に読み取るべき偉大な書物―――それは”自然です”。」
(ガウディの名言)


実際に触れて分かった「心地よさ」

今回の展示で、私が特に印象に残ったのは「触れられる展示」です。

ドアノブや椅子など、実際に手で触れたり座れたりするコーナーがありました。

これが……想像以上によかった。

ドアノブが気持ちいい?

展示されていたドアノブ。

「ただの取っ手でしょ?」と思いながら触れてみたら、びっくり。

滑らかな曲線が、手にすっと馴染む。

変に角張っていなくて、ずっと触っていたくなるんです。

「え、これめっちゃ気持ちいい……」

と、思わず何度も握りたくなるほど。

ガウディは粘土を使い、人の手にフィットする形を研究したそうですが、それを体感できた気がしました。

デザインって、見た目だけじゃないんだな。

「触った時の気持ちよさ」まで考えられている。

そんな丁寧さを感じました。

ガイディー建築のドアノブの写真


「物事をうまくやるには、まず愛、そして技術が必要です。」
(ガウディの名言)


椅子が、体を包み込んでくれた

もう一つ印象に残ったのが、大きなペアの椅子。

実際に座れるようになっていたのですが、これが本当に心地よかった。

木の温もりがあって、体が自然にフィットする。

「座るぞ!」と力を入れなくても、すっと体を預けられる感じ。

なんというか……

木に包まれているような安心感。

建築って「見るもの」だと思っていたけれど、ガウディの作品は「体で感じるもの」なのかもしれないと思いました。

ガイディーデザインの椅子の写真

重力を使って設計する?その発想に驚いた

展示では、重力を使って設計する体験もできました。

これがまた面白かった。

重りを吊るして逆さの状態で設計し、ひっくり返すことで理想の形を作るという方法。

「え?逆さで作るの?」

最初は意味が分からなかったんですが(笑)

実際に体験すると、

「重力って、敵じゃなくて味方なんだ」

という考え方に驚きました。

建築って、人間が自然を支配して作るものだと思っていた。

でもガウディは、自然の力を利用していた。

その発想が、なんだかすごく面白かったです。

時間制限があったのでゆっくり体験できなかったけれど、もし時間無制限だったら、私はたぶん延々と考えていたと思います。

難しいけど、楽しい。

そんな感覚でした。

ガウディー展の重力のかたち体験ブースの説明パネルの写真

一瞬「異質」に感じる。でも目が離せない

正直に言うと、ガウディのデザインは少し派手だなと思います。

曲線的で、規則正しい感じではない。

最初は少し戸惑いました。

「なんか不思議」
「なんか変わってる」

そんな風に、一瞬“異質”に感じることもある。

でも見ているうちに気づくんです。

その形は、木だったり、生き物だったり、自然の中にあるものがヒントになっている。

だから、奇抜なのに落ち着く。

派手なのに嫌じゃない。

むしろ、ずっと見ていたくなる。

ガウディの建築が多くの人を惹きつける理由が、少し分かった気がしました。

ガウディーのカメの甲羅デザイン瓦の写真ガウディーデザインの瓦の写真ガウディーデザインの瓦の写真

神様の作った世界への尊敬を感じた

私は展示を見ながら、

「ガウディって、自然をすごく尊敬していた人なんだな」

と思いました。

ただ真似をしたのではなく、

木や光、風、重力、生き物……

神様が作ったものの仕組みに、心から感心していたんじゃないかなと。

だからこそ、建築なのに森の中にいるような感覚になるのかもしれません。

人工物なのに、自然と喧嘩しない。

むしろ、自然に寄り添っている。

それが、ガウディ建築の魅力なのかなと思いました。

ガウディーデザインのタイルの写真ガウディーデザインの窓の格子の写真ガウディーデザインの窓の講師の写真ガウディーデザインのタイルの写真


「人間の創造物は神の創造物を超えてはならない。だからこそ、サグラダ・ファミリアは高さ170メートル、ムンジュイックより3メートル低いのだ。」(ガウディの名言)


建築が分からなくても楽しめる展示だった

建築のことは、今でも正直よく分かりません(笑)

でも、分からなくても楽しめました。

難しい理論が分からなくても、

「なんか気持ちいい」
「なんか落ち着く」
「なんか触りたい」

そんな感覚で十分なんだと思います。

ガウディ展は、“頭で理解する”というより、**“体で感じる展示”**でした。

もし「建築って難しそう」と思っている人がいたら、安心してください。

私でも楽しめました(笑)

そして気づけば、きっとあなたも森の中に迷い込んだような気持ちになっていると思います。

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