こんにちは〜!こんばんは〜!まるがおです!
先日、ずっと気になっていた「高島野十郎展」に行ってきました。
正直に言うと、最初は「静物画や風景画の展示かな?」くらいの気持ちでした。
でも実際に見終わったあと、心に残ったのは——
「なんだか、静かな自分に戻れた」
そんな感覚でした。
【展覧会情報】
会期:2026年3月25日(水)〜6月21日(日)
会場:大阪中之島美術館 4階展示室
開館時間:10:00〜17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日(※4月27日、5月4日は開館)
観覧料:一般1,800円/高大生1,200円/中学生以下無料



高島野十郎ってどんな画家?
高島野十郎は、東京帝国大学(現・東京大学)の水産学科を首席で卒業した秀才。
しかも、安定した道を選ばず、画家の道へ進んだ人です。
私はここに、妙に親近感が湧いてしまいました。
なぜなら……
私も水産学科だったから(笑)
「え!水産学科!?」と思わずテンションが上がる私。
今回は水産学部時代の仲間と一緒に展示へ行ったので、
「この人、めっちゃ頭良かったんやな」
「でも画家になるってすごい人生!」
なんて話しながら、盛り上がりました。
なんだか勝手に“同志感”を感じてしまいました。

なんでもない風景なのに、なぜか懐かしい
高島野十郎の絵には、派手さがありません。
有名な観光地でもない。
特別な瞬間でもない。
田んぼ、道、池、夕暮れ、花。
ただ、そこにある風景。
でも不思議なんです。
絵を見ていると、
「ああ、なんか懐かしいな」
そんな気持ちになる。
しかも、見ているうちに、なんとも言えない温かさがじんわり広がるんです。
「生きるって悪くないな」
そんな気持ちになるというか。
忙しい毎日の中で、ちょっと忘れていた感覚を思い出させてくれるような絵でした。



月の絵が、とにかく忘れられない
今回特に心を奪われたのが、月をテーマにした作品。
静寂。
本当にその言葉がぴったり。
でもただ静かなだけじゃない。
しんとした夜の空気の中で、
フクロウの声が遠くから聞こえてきそう。
そんな気配まで感じるほど、美しかったんです。
ただ月が描かれているだけなのに、
なぜかずっと見ていたくなる。
不思議な魅力がありました。


蝋燭の絵に感じた、優しさ
高島野十郎といえば「蝋燭」の絵が有名。
展示にはたくさんの蝋燭の作品が並んでいました。
でも、一つひとつ違うんです。
炎の大きさ。
明るさ。
空気感。
同じ蝋燭なのに、それぞれ別の表情がある。
そして驚いたのが、その絵たちを販売目的ではなく、親しい友人への贈り物として描いていたということ。
そのエピソードを知った瞬間、
「なんて優しい人なんだろう」
と思いました。
蝋燭のほのかな炎みたいに、ふわっと温かい人柄が伝わってくるようでした。



心を静かにしたい人におすすめしたい展覧会
高島野十郎展は、
「すごい!圧倒される!」という展示ではありませんでした。
でも、
静かに心へ沁みてくる展示。
慌ただしい毎日の中で、少し疲れている人。
考えすぎて頭がいっぱいの人。
そんな人ほど、ゆっくり見てほしい。
私は絵を見ながら、少しだけ“静かな自分”を取り戻せた気がしました。
美術館を出たあと、なんだか心がほっこり。
そんな時間でした。



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